あらすじ
スタイリストの山岸和奏(やまぎし わかな)は、念願叶って大好きなアイドル歌手・結城紗奈(ゆうき さな)の新曲のジャケット撮影の仕事をもらうことができた。
しかし、新曲のテーマは「これまでにない紗奈を演出すること」で、和奏は衣装選びで苦戦することになる。曲のイメージに合わせて様々な提案を試みる和奏だが、紗奈からは困り顔で「しっくりこない」と言われてしまう。
行き詰まった和奏は、先輩のアドバイスに従って、気分転換を兼ねたひとり旅に出ることに。向かった先は星川村(ほしかわむら)という自然豊かな小さな村で、そこで和奏は偶然見つけた神社に立ち寄ることに。
和奏がお参りを済ませると、神社の娘を名乗る梶枝蒔絵(かじえだ まきえ)という少女が姿を現す。蒔絵と話をしているうちに、この神社が遠距離恋愛のパワースポットと言われていることを知った和奏。
和奏は今まさに遠距離恋愛の真っ最中で、和奏の彼氏は映画監督になるための勉強でフランスに渡っていて、ここ二年会っていない。
蒔絵から詳しい話を聞いた和奏は、神社の力を借りることにした。
その内容は、「梶枝の恋文」という神社が取り扱う特別な紙を用いて村のお祭りに招待することで、相手が来てくれて、それで二人で花火を見ることができれば、その恋は成就するというものだった。話を聞いた和奏は、勇気を出して彼氏に手紙を出す。
その後、蒔絵の巫女装束をヒントに、思い描いた衣装を作ることができた和奏。それを紗奈に見せると、紗奈は涙を浮かべて喜んでくれた。
それと同時に、和奏を指名してよかったと、和奏がスタイリスト役に抜擢された理由が明らかになる。
自分の取り組みが思っていた以上に評価されていたと知った和奏は、嬉しく思うのと同時に、この仕事に誇りを持つことができた。
大きな仕事を終えた和奏は、夏祭りに参加するために星川村へと向かった。梶枝の恋文の効果なのか、遠距離恋愛中の彼氏が来てくれることになったのだ。
無事に二人で花火を見ることができた和奏は、幸せいっぱいの気持ちで彼氏との再会を楽しむことができた。
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遠距離恋愛をテーマにした恋物語になります。
初めての大仕事と、二年間温めた遠距離恋愛。和奏の願いは届くのか。
何事にも積極的に取り組む和奏と、村の祭りの存続を目指す蒔絵たちの奮闘を応援してください。