あらすじ
恵まれた環境で育ち勉強もスポーツも得意。何不自由なく高校生活を送っているように見えるが、実は人知れず寂しさを抱えている持田蕾(17)。ある事件をきっかけに、転校生であり、ミステリアスな雰囲気を持つ神楽包に次第に惹かれていくが、神楽には秘密があって……。蕾の過去の記憶が次第に蘇り、二人の抗えない運命が動いていく。
【主な登場人物】
持田蕾(17)
父親の持田卓はIT企業の社長で、恵まれた環境に育つ。演劇部の顧問であった綿貫先生を慕っており、同年代よりも大人びた雰囲気を持つ。クラスメイトの俊吾と付き合っている。
神楽包(17)
北王高校に二年時で転校してきた。自分のことをあまり話さず、一見暗い雰囲気からクラスのリーダー格のグループに目をつけられいじめの対象になる。しかし実は記憶力が抜群によく、IQが高い。ミステリアスな雰囲気を持つ。
綿貫千春(41)
蕾の通う北王高校の英語教師で演劇部の顧問。容姿端麗だが、部室で喫煙するなどアウトローな面を持ち合わせる。一年で高校教師を辞める。
持田卓(47)
蕾の父。IT企業・QJO SOFT社の社長。
持田尚子(41)
蕾の母。旧姓・池上。夫である卓との結婚生活はとっくに破綻しており、外に彼氏を常に作り、友達や彼氏と旅行三昧の日々を送っている。
九条文恵(52)
QJO SOFTの親会社である九条システムの会長。
九条栄人(26)
表向きは九条家の三男だが、実は前会長・九条武の婚外子でアメリカで暮らしていた。
奥江雅子(62)
「まあさん」と呼ばれる。母親を亡くした神楽を育てる弁当屋の店主。
【参考/引用】
・夏目漱石「こころ」(角川文庫、発売日2000/11/10)上 先生と私 一の冒頭二行目までをP.4で引用*
・各種法令文
-刑法百六十八条
-道路交通法第五十七条
-刑法第四十一条
※内容はフィクションで登場する名称等すべて架空のものです。