あらすじ
嗣仁帝三十五年三月、朝廷の要職に就いていた、藤岡正親が殺された。
数年後、事故で両親を亡くした清華は、清輝の姉に引き取られるも愛されない、淋しい日々を過ごしていた。
学校にも行かせてもらえず、屋敷からも出られない。
ある日、風邪を引いた優花里に代わり、軍の主催であるパーティーに出かけて一人の青年と知り合う。
青年の名前は、長谷川鏡弥。陸軍大尉で、長谷川紡績の跡取りだ。
パーティーの翌日、鳳家には山程の縁談が届く。
叔母の貴子は、数多とある縁談の中から鏡弥を選び、清華を嫁がせることを決める。