あらすじ
あらすじ。第一章『首切り坊主』
昨夜現れた謎の怪異との遭遇後、不安を抱えたまま高校へと登校した伊勢間光義は、同じく昨夜廃寺へ肝試しに行った元太の自殺に怯えおののく。
いきなり目の前で自らの首をカッターナイフで切り裂いて見せた元太の行動に不信を抱いた光義はこの現象は怪異・首切り坊主の呪いである事を知り、自らにかけられた呪いを解くべく、神社の巫女でもある同級生の女性、高円寺神奈に助けを求める。
神社でお祓いをする光義だったが首切り坊主の力は凄まじく、お祓いは失敗に終わる。
呪いの進行に怯え悲嘆にくれる中、家路へと帰った光義に祖父である五助爺さんは家の守り神でもある暁の神・アマテル様を託す。
託されたはいいがアマテル様の姿を見る事も、ましてや声を聞く事もできない光義はその存在を訝しむ。
その後電話をしてきた同級生の紘一は電話を終えて直ぐに自分の家族を殺し、更には自分の首を搔っ切って自殺をしてしまう。
朝方浩一の死の知らせを知った光義と神奈は、自宅にいると思われる同級生の加也子に会いに行くが、加也子もまた家族を道ずれに自らの首を切り裂き、二人の目の前で壮絶な死を遂げる。
ショックを隠し切れない中、警察の事情聴取を受ける光義と神奈の二人だったが首切り坊主の呪いは止まらず、警察内で広がる人の死が光義と神奈の二人を更なる恐怖へと追い詰めていく。
その後警察署を出た二人は町の図書館を訪れ、呪いの元凶が廃寺にある事を調べ上げる。 首切り坊主の正体と逸話を知るが、祖父の五助爺さんは謎の交通事故でそのまま入院し、家にいる光義の妹にも首切り坊主の呪いが迫る。
光義は単身家へと戻り、自宅の前で待ち構えていた首切り坊主と対決する。
妹の抗いきれない危機に一度は絶望する光義だったが、その直後、ピンチに駆け付けた高円寺神奈が弱点を示し、怪異の謎が解けた事で出現したアマテル様は首切り坊主を見事打ち倒す……という作品です。
続いて第二章の『九尺様編』も書いているので、続けて読んでくれたら嬉しいです。
この作品はフィクションです。