あらすじ
【応援感謝!スター特典エピローグ公開中】村上遼一は三十歳を過ぎて、二度と足を踏み入れることはないと誓った故郷の街で、数人に暴力を振るわれている子供を助けてやる。悟と名乗ったその少年は美しいがガラス玉のように無表情な目をしていた。思い出すこともなくなって久しい、過去の亡霊が遼一の脳裏に蘇る。悟は自宅に帰りたくないらしく、遼一のアパートへ度々やってきて、英語を教えてと言ったり本を読んだりする。ある秋の日三者面談で母の冷たい仕打ちを受けた悟は、耐えられなくなり雨の中遼一のアパートを目指す。
望みを絶たれること。生きる意味が見つからないこと。
温もりに有頂天になること。誰かのために生きること。
絶望と隣り合わせの何かを、北国を舞台に描き出します。
※性的表現は控えめかつ少なめですが、一部先鋭的な世界観を描いております。未成年の方はご購読をお控えくださいますようお願い申し上げます。