あらすじ

セシリアは嘆息する。 「今回も駄目でしたわ」 彼女の足元には、冷たくなった婚約者が転がっていた。死因は失血死。 凶器の刃物はセシリアの手に握られている。 普通の侯爵令嬢だったはずのセシリアは、いつしか殺人鬼になっていた。 そして彼を殺したのは、今回が初めてではない。 (もう何回目だろう……) 数えることさえやめてしまった。 それでも、彼を殺すことはやめられない。 セシリアは自分の手を見る。 (真っ赤に汚れている) 素敵な旦那様と結婚して、幸せな人生を送ることが夢だったのに。 すべては王子が「真実の愛」を謳って自分を裏切ったせいだ。 許せない。絶対に許さない。 だから何度だって殺してやるのだ。 この死に戻りが終わる、その日まで――。

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エブリスタ
エブリスタ2023/04/24
  • 現在の作品殺人令嬢の殺り直し。「真実の愛が芽生えた」と婚約破棄してきた王子の口を物理的に封じてみました。