あらすじ
おれはエアボート操縦士。エアボートとは、航空機用のエンジンを船尾にマウントして推進式のプロペラをぶん回し、河川や湿地帯、砂浜も走破できる水陸両用艇のことである。警察の水上任務のバックアップや河川遊覧がおれの主な収入源だった。
「わたしは赤い鳥に襲われ、夫は貝に襲われて死んだ」
水棲生物センター職員の鈴木京子が不可解な言葉を残して死亡した。だが彼女の症状は、藪などに棲息するマダニのSFTSウイルス感染によるものだった。
疑問に思ったおれは、水棲生物センター研究員の蒔田優香といっしょに事故が起きた湿地帯に向かう・・・
新潟県山間部を流れる阿賀野川流域を舞台にしたハードボイルド&ポイズンミステリです。
注1 登場する一部の地名や組織団体はフィクションです。
注2 参考文献
●イモ貝のペプチド毒と毒性発現機構 化学と生物
(三菱化成生命科学研究所 小林淳一、大泉 康 共著)
●アメリカフロリダ州 警察用エアボート動画
●公安調査庁資料 タリバン
●ミャンマー危険情報(外務省、海外安全HP)
●阿賀野川ええとこだより33号、34号
●ウイキペディア エアボート
●ウイキペディア アンボイナ貝
●陸上自衛隊HP
●イモ貝毒コノトキシン Vol.17,No.4
(福岡女子大学人間環境学部 佐藤一紀 著)