あらすじ
・纏美神化主義(読み:テンビカミカシュギ)……人生を作品と見做し、各々が自身を作品として芸術的価値を高め合うことを良しとする思考法。
※こちらの思考の詳細については、以下の記事にて説明しております
https://note.com/mk_mkkmmk/n/n3976983481fe?sub_rt=share_pw
作品は内在する哲学と見た目の、内外いずれも魅力的でなければ成立しないため、纏美神化主義を名乗る者は内側にある哲学と外見の美いずれも高め合う必要がある。
高め合った末に、充実した生活と幸福が待っている。
この作品は、俺(鬼頭純三郎)が纏美神化主義を世に広めるために、社会に対して嘆きながらも奮闘する物語。
高校生の俺は売れない木彫り職人の父によって、木彫りの招き猫を延々作るように監禁され、何もできな日々を過ごす。
父が芸術家を名乗る癖に自身の見た目の美に無頓着で、自らの信念もなくベタな作品を作り続ける姿勢に、俺は強烈な反感を契機に纏美神化主義を掲げるようになる。
果たして俺は父とは異なり外見も美しく、纏美神化主義で多くの人間を幸福にして魅力的な哲学にすることができるのか。