あらすじ

本作は『弐声の狂―○○さん、いますか?』、特に“転:狂声”と密接に繋がるアナザーストーリーです。 先に前作を読むことで、登場人物と事件の正体、そして“声”の由来がより鮮明になります。 ≪先に読むべき章:弐声の狂ー○○さん、いますか?≪転ー狂声≫ https://estar.jp/novels/26406340/viewer?page=4 ≪弐声の狂ー○○さん、いますか?初めから読む場合≫ https://estar.jp/novels/26406340/viewer?page=1 ――茅野ちさとは、ある日ふと“自分の存在”がこの世界から切り取られていることに気付く。 名前を呼ぶ者はいない。視線が交わることもない。卒業アルバムからも、家族写真からも、その姿だけが白く抜け落ちていた。 「……あなた、誰?」 母の声が、最後の砦を粉々に砕いた瞬間から、日常は音もなく反転していく。 そんな中、ちさとのもとに黒電話から奇妙な声が届く。 『返して。名前も、声も。あなたは“わたし”じゃない』 それは彼女自身に酷似した、しかし確かに“もうひとり”のちさとの声だった。 誰が本物で、誰が偽物なのか。 “わたし”は何者だったのか。 失われた記憶の断片を追い、新宿の路地裏、剥がれかけた看板、そして悪意を孕んだ乳首の黒に導かれ、ちさとは深淵へと落ちていく。 声は彼女の内側――子宮の奥深くにまで侵入し、肉体と精神を塗り替えていく。 そして、七度の“消失”が始まった。 一度消えるごとに、彼女は“わたし”から遠ざかり、別の何かへと変貌していく。 最後に残るのは、声か、名か、肉体か―― あるいは、すべてが漆黒に溶けて消えるのか。 『七消の狂』は、存在と同一性、悪意の感染を描く閉鎖空間心理劇であると同時に、 前作『弐声の狂―転:狂声』で提示された“もうひとつの声”の裏面史でもある。 声を辿る者だけが、この狂気の構造に触れられるだろう。 ********************************* この物語には、性的倒錯、精神崩壊、人体改造、スプラッター等を含む描写があります。 表現上の衝撃性が強いため、苦手な方の閲覧はお控えください。 なお、本作は特定の性的嗜好や暴力行為を推奨・助長するものではありません。 *********************************

連載情報

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エブリスタ
エブリスタ2025/08/13
  • 現在の作品死配人ー七消(ななしょう)の狂 ― 狂声の深層―茅野ちさと消失の件タイトル未定