あらすじ
募る志士の想いが交錯する幕末、日本は大きな遷移の中で正しき道を探っていた。黒船来航の変局がきっかけとなり、長年の鎖国から"開国論"を唱える者の出現、また天皇を尊び異国を追い払う思想の"尊皇攘夷"運動。最後の武士が志胸に戦った世の中で、新撰組は誕生した。反幕府勢力の取り締まりに始まり、時代の幕引きには佐幕派として戦い抜いた武装組織である。
そんな新撰組には、とある兄弟がいた。
美麗で女のような兄・望月伊織と、
剣が立つ心配性な弟・望月四郎。
落ちぶれた武家である望月家の、父から継いだ役目を果たすため、伊織はその剣を振るう。
一方、四郎には、誰にも言えぬ秘密があった。
共に大志を抱く兄弟が、新撰組で紡ぐ、熱い活劇や儚い日常を描いた物語。
※史実には極力沿うようにしますが、歴史に詳しくない人向けとしているので、多少省略or簡略化してしまうことがあります。
(何より作者の知識不足によります……。)
※他にも、新撰組メンバーの性格や口調などは、あくまで想像上のものです。
※沖田総司、またその他の隊員たちの男色の表現もあります……。軽めではありますが、苦手な方はお気をつけください。