あらすじ

※日本モデルの架空の国を舞台としていますが、現代日本とほぼ変わらないので、ジャンルは現代ファンタジーにしています。 かつて、世界は白き神々によって創られた。それは数多の生命も然り。 だが、生命が欲を抱いたことにより、争いや憎しみが生まれ、世界の輝きは次第に失われていった。神々は怨嗟に満ち溢れた現状を憂い、あらゆる生命の前に姿を現わさなくなった。 白き神々、通称〈白神(はくじん)〉の存在を信じ、神々に会えることを夢見ていた少女・深草菖蒲(ふかくさ あやめ)は、ある日、生家である深草神社周辺の森林を散策していると、馬の白神・馬白(ましろ)と出会う。ようやく白神に会えたことに歓喜する菖蒲だったが、馬白は神々を狙っている賊人〈神狩(かみがり)〉に追われており、手負いの状態だった。瀕死の馬白を菖蒲が助け、心を砕いたことをきっかけに、菖蒲は馬白からの信頼を得る。 しかし、馬白の手当を終えたのも束の間、突如馬白を襲った〈神狩〉の集団が押し寄せてきた。何の武力ももたない菖蒲は、馬白に凶刃を向ける神狩に対して身を挺して庇おうとする。そんなとき、狼の白神〈白狼(はくろう)〉の守護者である大口武蔵(おおぐち むさし)に助けられ、窮地を脱する。馬白は菖蒲こそが己の守護者に相応しいと、彼女に契約を持ちかける。菖蒲はその契約を受け入れ、守護者としての道を歩み始めた。 それから十年の歳月が流れ、菖蒲は十八歳に。巫女装束を身に纏い、弓を引く彼女は気高く、何より美しく成長していた。そして、馬白との絆もより強固なものになり、両者は逞しくその日その日を生きていた。 今日も白神の守護者は矢を番え、主に仇なす者を射る。

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エブリスタ
エブリスタ2023/08/14
  • 現在の作品白神の守護者