あらすじ

ふたりきりで暗がりに入ると鬼に遭う――。それは、古くから語り継がれる奇妙な噂。  文化祭の準備をしていた夕暮れ、女子高生の遠野 夜(とおの よる)は、想いを寄せていた同級生・陽と共に、噂通りに鬼に襲われる。陽を失い、精神的ショックから入院した夜は、そこで足を負傷した中学生の少女、月(るな)と出会う。 「暗がりに入ってはいけない」  夜に忠告する月。だが、彼女の言葉にはどこか違和感があり、真実とは思えない。やがて夜は、入院する病院にいる人々、そして自身の記憶そのものにさえも不信感を抱き始める。  これは本当に鬼の仕業なのか。それとも、身近な人物が仕組んだ罠なのか。登場人物全員が嘘をついているかもしれない疑心暗鬼の状況の中、彼らの証言は食い違い、物語は二転三転していく。すべての嘘が暴かれたとき、あなたは本当の恐怖を知る。 ■登場人物 夜 鬼に襲われ、親しい友人を失った女子高生。ショックで記憶の一部を失っている。彼女の記憶は本当に正しいのか、あるいは誰かに都合よく書き換えられた偽りの記憶なのか。 陽 夜と共に暗がりで鬼に襲われた少年。夜を助けて犠牲になったとされているが、本当に夜を守ろうとしたのか、それとも何か別の目的があったのか。 月 夜と同じ病院に入院する、謎めいた少女。夜に助言を与えるが、その言葉は夜を導くものなのか、それともミスリードを誘うものなのか。 希 夜の担当看護師。良き相談相手だが、鬼の噂や夜の事件に不自然なほど詳しい。彼女は本当に夜の味方なのか、それとも何かを隠しているのか。  夜の視点、陽の視点、月の視点、そして希の視点。彼らの言葉は食い違い、真実は二転三転する

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エブリスタ
エブリスタ2023/11/01
  • 現在の作品暗がりの鬼