あらすじ
「ぼくはルア。風読みのルア」
空の向こうに、想いが落ちていく音がする。
夢のように儚く、それでも確かに誰かの心に残された「夢片(ゆめのかけら)」。
それを拾い、空へと還す──それが、配達人の役目。
空飛ぶ舟《エアリアル号》に乗って、風読みの少女・ルアは今日も風の気配を追いながら旅をしている。
その姿は、まるで気ままな渡り鳥のよう。ひとつの町を訪れ、想いを受け取り、そっと空へと還していく。
少し不器用で、でも真っ直ぐで、空の色と人の想いに敏感な彼女の旅路は、どこか切なくて、どこか優しい。
……きみの心にも、まだ手放せない夢が眠っていない?
風と空と夢の物語、始まります。