あらすじ
俺の婚約者は商会の一人娘。
まるで冴えない平民。
長男なのに家を継げずに婿に出されるなんて、納得できない。
婿入りを控えた伯爵家の長男・ジュールが耳にした「婚前調査」の噂。
――入婿候補を、裏でこっそり洗う。
他国から持ち込まれたその“新常識”が、いま王都の貴族や商家に広まりつつあるという。
馬鹿馬鹿しい。何が婚前調査だよ。
政略結婚に愛なんてないし、俺は貴族。あっちは平民。
立場が違う。俺が上だ。それでいいだろう?
……そう、信じていた。
だが俺の“言葉”は、王女殿下の逆鱗に触れた。
気付いた時には、もう全てが遅かった。
――これは、婚約破棄から地獄へ落ちた貴族が、
「何が間違いだったのか」を突きつけられる、構造的ざまあの話。
===
婿入り貴族×婚約破棄×覆面調査 第二弾です。
割と強火のざまあがあります。