あらすじ
わたしは、毎日朝、昼、晩と自宅8畳の居間に置いてある仏壇の御先祖さまの位牌に向かって、『先祖供養』をしている。
この『先祖供養』はもう10年になる。
そんなある晩、いつものように読経を唱えていると、外は大粒の雨、雷が恐ろしい
音を立てまるで怒鳴りように聞こえる。
“ドーン、ドン、ドン、ドン、ゴロゴロー“
稲光が外の暗闇に烈火の如く光が差す。
大きな音とともに。
すると、居間の天井の照明が消えた。
私の居間の中は真っ暗にかった。わたしは
先祖供養の最中のため、そのまま読経を続けた。
「オンアボキャ ベイロシャノウ マカボダラ マニ ハンドマ ハラバリタヤウン』
引き続き、回向文を唱えた。
『願以此功徳 平等施一切 同発菩薩心
往生安楽国』
わたしは、すべてのお経を唱え、ご先祖さまの位牌に向かって、深く一礼し、
数珠を両指に挟み、目を閉じて合掌した。
先祖供養を終えたわたしは、立ち上がろうとしたが体が金縛り状態になり、動くことが出来ない。しかも、数日前からの睡眠不足がら睡魔が襲ってきた。
わたしは、前屈みになり、そのまま寝込んでしまった。深い眠りについたのだ。
すると夢を見始めたのだ。まるで映画館の中にいるような世界が夢を見ているわたしの目の前に広がっているのだ。
この小説は、わたしが夢の中で見た世界を
読者に紹介するものだ。
それでは、必見、『蔵屋日唱の見た世界
霊界の巻』 どうぞお楽しみ下さい。