あらすじ
『死ぬことを許されないお前は、今何を想って生きているのだろう』
世界を覆う森林と、海に浮かぶ二つの大陸。
舞台は、命の巡る世界。
大陸のうちの一つ、西の国にて。
濡れ鴉の髪色と、夜空のような瞳をした女性が古びたトランクケースを持ち旅に出たことから物語は始まる。
「これが私の仕事ですから」
彼女は一つ一つの村を巡り。祈り、また声のする方へと歩き出す。時に人を助け、過去に想いを馳せ、それを頼りに彼女は今を生きていく。
この先に待ち受ける己の運命に必死に目を瞑りながら。
≪美しき月の人、それすなわち、すべての声を聞き届けるもの。幾年もの時を超え、彷徨う魂を巡りの中へ還すものなり。≫
彼女の名はミツキと言った。
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自分の書きたいものが書けるようになるまで、何度も直しているので、更新頻度はとても遅いですが読んで頂けると嬉しいです。