あらすじ
1944年6月──
臣民は軍部が伝える「勝利の報」に歓喜していた。ただし現実の戦況は臣民たちの信じる「事実」とはかけ離れていた。
度重なる作戦の失敗によって、大日本帝国軍の劣勢は明らかとなっていたのだ。更に、西方では連合軍がノルマンディーに上陸し、我らが同盟国であるナチスドイツも今や押されつつある皇国が劣勢となった今、米軍が沖縄や台湾を経て、本土へと攻撃を仕掛けてくるのも──もはや時間の問題であった。こんな現状、防衛を固めたところで運命は変わらない。
ならば──
我ら一億人が魂となりて、皇国を救え。
遂げよ聖戦 興せよ東亜
皇国ノ興廃コノ一戦ニアリ 各員一層奮励努力セヨ。
※本作は架空の歴史改変フィクションです。
作中では、実在した国、人物、軍、思想を扱う場面や、特定の国や派閥を支持・批判するように見える描写が登場しますが、これは物語の演出およびリアリティ向上を目的としたものであり、特定の政治的立場・思想・国家・人種を支持・批判・差別する意図は一切ありません。