あらすじ
異世界に召喚されたカズマだったが、ステータス鑑定で「スキルなし」と判定され、王国にとって用済みの存在として処刑されそうになる。しかし咄嗟に発動した転移魔法で王国から脱出し、エルフの森で保護される。
実はカズマの力は古代魔法、現在のステータスシステムに表示されない失われた魔法体系だった。エルフの少女リーフィアと共に旅をしながら、各地に散らばる古代魔導書を探し、精霊たちと契約を結んでいくカズマ。
一方、王国では残る三人の召喚者が「選ばれし勇者」として崇められ、人間至上主義の名の下に異種族への迫害を正当化していく。特にミツルは冷静で強力な力を持ちながら、歪んだ正義感に支配されている。ナギサとリュウヤは単純に殺戮を楽しむ狂気じみた戦闘狂と化していた。
魔族、獣人族、エルフ族、それぞれが人間に対し複雑な感情を抱く中、カズマは精霊女王ミュリエルの導きで、異種族との共存への第一歩を踏み出す。
だが王国の侵攻は激化し、カズマの仲間たちも危険に晒される。古代魔法を駆使し、リーフィアや精霊たちと共に戦うカズマ。果たして真の正義とは何か。そして種族を超えた共存は可能なのか。
召喚者同士の対立が激化する中、カズマは自らの信念を貫き通せるのか。