あらすじ
異世界に転移してから約3年。
勇者パーティーによって魔王が討伐されてから約1年が経った今。
勇者パーティーを追い出され、辺境の地に住む転移者の元高校生、前田 明来(まえだ あくる)はいつものように魔法の訓練をしながら獣人のミッシェルと共にスローライフを満喫していた。そんなある日、家の庭で見覚えのない果実を発見する。
果実の超回復能力に気付いた明来は、その実を『サナティオ』と命名して少女や村人達に与えた。自身の固有魔法である回復能力の上位互換であるサナティオを利用して、勇者パーティーを見返してやろうと考えるアクルだったが、実はサナティオは強力な依存性を持っていた。
明来は、良かれと思って人々を助けていたつもりだったが自分のせいで依存症に苦しませてしまった事に気付いた頃、何の因果か勇者パーティーに再び加入する機会を得る。
自分以外にサナティオを世界中へと広めている者が居ることを知ると、覚悟を決めて勇者パーティーと共に行動を始め、サナティオを広める何者かを止める為、そして自身の犯してしまった罪を償う為に明来は旅に出る。