あらすじ
中森桐人は転生者だ。
前世は平凡なオタク。顔面偏差値はもちろん中の中。
死んだ記憶なし。
神様と対話した記憶なし。
どうして転生したのかも分からない。
一つ予想外だったのは“耳が聞こえなくなってしまった”こと。
前世の記憶を思い出す際、あまりの情報量にヤバいレベルの熱を出した結果、耳が聞こえなくなってしまったのだ。
そう、ヘレン・ケラーのように。
弱点を武器に。
普通の王道転校生なら手話をできる可能性は低い。
アンチなら尚更だ。
重要人物と関わらない。
その思いを胸に、中森桐人はホモの巣窟へ歩みを進めるのであった。