あらすじ
二〇XX年七月七日。国民的アイドル・みこりんのデビュー七周年目の誕生祭に、初の水着姿をお披露目した彼女の臀部には、謎の突起物が伸びていた。
「皆様に大切な発表があります!実は私の尾てい骨……生まれた時から伸び続けていたんです!……つまり、私、『しっぽ』があるんです!!」
ビッグバン並の衝撃を与えた巫女の伸びた尾てい骨も、いく日も経たぬうちに彼女の個性として受け入れられた。やがて尻尾ブームが到来し、じわりじわりと、人類の尾てい骨は伸び出した……。
日常に滲む不気味な異変と、それがもたらす思いもよらない結末を描いたショートストーリー。