あらすじ
T医科大学附属病院に勤める、管理栄養士彩香。
ある日、ふとしたきっかけで、ICU(集中治療室)に入院する元カレの患者情報を知ってしまう。
元カレ、航輔の存在を忘れずにいた彩香は、同T医病院内の実験棟で研究員をしている幼なじみ拓也を訪ねる。
幼なじみから、航輔が植物状態になってしまった事実を知る。
ICUで航輔に会うべき策略を立て、ついに面会。
しかし、帰らぬ人となってしまう。
航輔を失った悲しみの中、職場の仲間、友だち、家族、そして、拓也との日常を紡いでいく。
彩香の周りにはいつも美味しい物、そして温かな人情が溢れていた。
苦しみあえぐ中において、それは彩香の英気となっていく。