あらすじ
物流会社の職員の海斗と、清掃員の若い女の子。2人は、挨拶程度の会話を交わすうちに好意を持つようになる。
ところがある日、海斗が手を滑らせ、夫婦茶碗を壊してしまう。期を同じくして、仕事に姿を見せなくなる彼女。
もう一人の清掃員の話や、壊してしまった荷物の伝票から、彼女がある工房の娘ではないかと察した海斗は、湯河原の山奥にある工房へと向かう。
そこにいたのは、年老いた職人気質の男……彼女の父親だった。
浮世離れした雰囲気の工房の中で、海斗と父親、さらには海斗と彼女の触れ合いが紡がれていく物語。