あらすじ
騎士団長の次男、キース・ハーヴィンには、幼なじみであり宿敵――近衛騎士団長の息子、ルウェン・ランドルフがいる。
勉強・剣・魔術・体格、何を取っても勝てない相手。いつも余裕の笑みで「一緒に帰ろう」と声をかけてくる姿に、悔しさが募るばかりだった。
そんなある日、耳に飛び込んできた噂。
―――ランドルフ様、未経験らしい。
“未経験”の意味も分からぬまま、「それを先に経験すればマウントが取れる!」と考えたキースの行動は、思わぬ方向へ転がり始める。
劣等感と悪戯心から始まった関係は、やがて二人を“生涯の伴侶”へと導いていく――。