あらすじ
タクシー運転手が、とてもありふれた心霊体験を語る。
夜中に女を乗せて……行先に着くと女が消えていて……座席が濡れていたという本当にありふれた話だ。
だが、そこからが違っていた。
タクシー運転手は、シートを濡らしていた液体を採取して、法医学研究所に勤める娘にその成分検査を頼んだ。
その結果……こういった場合に幽霊がシートに残す液体の成分が判明した。
ときを同じくして、中年男による少女監禁事件が発生する。
少女は無事保護されたが、男は所在不明。
現場に残されていたのは、少女の手首に手錠で繋がれた、男の腕だけだった……
何か奇妙なことが起こっている。
その全容に気づく前に、わたしたちは取返しのつかない道を歩もうとしていた……