あらすじ

小学生の夏、ほんの一週間だけ会った君を、忘れられなかった。

地元の少年・海翔(かいと)と過ごした一週間は、凛(りん)にとって宝物だった。
「来年の夏、またここで会おうね」
別れ際、手渡したシーグラスの“かけら”。けれどその約束は、叶わなかった。

それから数年。高校生になった凛が引っ越してきたのは、あの海翔がいる町。

潮の香り、輝く海、そして眩しい笑顔。
あのころより何倍も魅力的に成長した海翔は、まるで夏の光そのものだった。

俺のこと、覚えてなくてもいいんだ……。
胸の奥であの夏を抱きしめながら、凛は友達のフリをする。

時が経っても色褪せない恋と、砂浜に眠る小さなかけらが、もう一度二人を引き寄せる……。

海辺の町で紡ぐのは、夏が奏でるやさしくて甘い恋の音色。


佐伯 凛(さえき りん) 高校二年生。看護師の母を支える、かわいい系の家庭的男子。
一見、おとなしそうに見えるけれど、ダメなことはちゃんと言えるしっかりもの。

一ノ瀬 海翔(いちのせ かいと)高校二年生。海の見える町で生まれ育ったイケメン男子。
いつも周りには友人たちがいる、気さくな人気者。歳の離れた妹おもいの兄。

丸岡 李仁(まるおか りひと)高校二年生。明るく人気者のサッカー部。俊足が自慢の優しい男子。
いじられキャラだけど、気遣いに長けている。

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アルファポリス
アルファポリス2025/08/11
  • 現在の作品めぐる夏模様の中で