あらすじ

東京の路地裏にひっそりと佇む骨董店――共鳴堂。 そこに並ぶ品々は、ただの古道具ではない。 持ち主の強い想いを刻み込み、その記憶を他者に「共鳴」として見せる、不思議な力を秘めている。 ある雪の日、偶然その店に迷い込む。 手に取った古い懐中時計が見せたのは、白いコートの女性と、その父との最期の日の記憶。 それは、失われた過去と現在を繋ぐ物語の始まりだった。 時計、指輪、カメラ、絵葉書――。 共鳴堂の店主に導かれ、様々な「記憶の欠片」に触れていく。 過去の持ち主たちの想いを辿るうち、彼女自身の心にも変化が訪れる。 やがて明らかになる、共鳴堂の秘密と、彼女がそこへ導かれた理由。 人と物が紡ぐ記憶の鎖。 都市幻想譚の香り漂う、哀しくも温かな連作小説。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2025/08/11
  • 現在の作品共鳴堂へようこそ