あらすじ
廃校が決まった母校で開かれた「最後の同窓会」。タイムカプセルから見つかったのは、十五年前に自殺したとされる同級生・佐藤美香の髪の毛と謎めいた手紙だった。
台風で孤立した校舎の中、新聞記者の田中雄一は美香の死に隠された真実を追い始める。なぜ彼女は死ななければならなったのか。そして、参加者の中に潜む真犯人とは——。
我孫子武丸風の緻密な心理描写で描く、正義と贖罪の物語。過去の罪と向き合う人々の姿を通して、教育現場の闇と一人の少女の純粋な正義感を浮き彫りにする社会派ミステリー。
美香の死は本当に自殺だったのか。嵐の夜、廃校舎で明かされる衝撃の真実が、すべての人生を変えていく。