あらすじ
地方の港町。
暴走族、半グレ、ヤクザ、そして麻薬の影がうごめくこの街で、誰もが見限った廃部寸前の高校野球部があった。
そこに集まったのは、喧嘩と犯罪に明け暮れてきた伝説の不良たち。
彼らは過去を背負いながらも、ただひとつの目標――甲子園出場を目指し、グラウンドに立つ。
しかし、彼らの周囲には常に裏社会の罠と陰謀が張り巡らされ、友情は試され、信じていたものが崩れていく。
試合の勝敗だけでなく、命のやり取りすら避けられない現実。
それでも、バットを握り、白球を追うときだけは、過去も罪も忘れられる――。
これは、汗と血と泥にまみれた、誰も知らない甲子園への道。
そして、少年たちが「伝説」と呼ばれるまでの物語である。