あらすじ
一瞬の出来事だった。
咲き乱れる春の花が風に舞い
花の妖精が現れたと感じる程愛らしい少女が
アリステリア公爵令嬢の最愛の人の腕の中へと舞い降りた。
フワリフワリと舞う花がまるで二人を祝福してるように煌めいている。
交差する視線……互いを見つめ合う様子は絵画のように美しい。
『……うん、知ってる規定路線ですわ……。』
うんうんと内心頷きながら、わたくしは、決意致しました。
そうだ!!旅にでよう!!
コレは、何度も何度も同じ時を繰り返すアリステリアが、最愛の人が運命と出会った瞬間に、全てを捨てて旅に出る。側迷惑な話である。