あらすじ

放課後の学園都市。 二年生の若宮結は、人の強い感情が残した「残響」を“視る”ことができる。怒りは赤い亀裂、喜びは泡立つ光、後悔は冷たい雨の匂い——それらは一瞬で消える、名前のない断片だ。 ある日、歩道橋で彼女は見てしまう。“泣き声”“割れるガラス”“制服のボタン”——そして、空白の名前が刻まれた残響を。 同じクラスの転校生・如月天音と手を組み、結はその謎を追う。しかし見えてきたのは、誰かが意図的に感情を操作し、街を変えているという恐るべき事実だった。 残響は真実を映すか、嘘を紡ぐか。誤った並べ方は、取り返しのつかない歌になる——。 学園と都市、青春と陰謀が交差する、新感覚《感情可視化》ミステリ開幕。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2025/08/11
  • 現在の作品残響レコード — 放課後の街が奏でる嘘と真実