あらすじ

この物語は、小説『3億円事件の真相』
 で発表した時代背景について考察し、
 小説として、発表するものである。
 例えば、ある事件が起きた場合には、
 その事件が起きる前に必ず、
 事件に至る背景がある。
 その背景を考察することにより、
 二度と同じ事件、あるいは類似事件
 を未然に防ぐことが出来るとわたしは、
 確信している。今回は、この3億円事件
 の引き金になった要因をわたしなりに
 考察し、それを物語にすることにより、
 読者の皆さんと一緒に考えてみたいと
 思う。
 この3億円事件には二つの要因があった
 と考えている。
 ひとつは、時代背景である。
 当時、大学においては、教職員や
 学生だちが、大学の改革に取り組ん
 でいた。
 1960年代後半、ベトナム戦争が
 激化の一途をたどっていた。
 また、1970年(昭和45年)で期限の
 切れる日米安全保障条約の自動延長を
 阻止・廃棄を目指す動きが左派陣営で
 起きていた。これに伴い学生による
 ベトナム反戦運動・第二次反安保闘争
 が活発化した。
 それと時を同じくして、高度経済成長  
 の中、全国の国公立・私立大学に
 おいてはベビーブーム世代が大量に
 入学する一方で、ときに権威主義的で
 旧態依然とした大学運営がみられた。
 これに対して学生側は授業料値上げ
 反対・学園民主化などを求め、
 各大学で結成された全共闘や、
 それに呼応した新左翼の学生が
 闘争を展開する大学紛争(大学闘争)
 が起こった。
 全共闘の学生達は大学当局と
 の「大衆団交」(団交)で自分たちの
 主張を唱え、それが認められない
 場合は大学構内バリケード封鎖と
 いう手段に訴えた。
 大学紛争は全国に波及し、最盛期では
 東京都内だけで55の大学がバリケード
 封鎖に入り社会問題に発展していった。
 二つ目は、正太郎の存在である。彼は
 高卒で定職に尽かず、アルバイト
 をしていた。また、暴走族のリーダーで
 喧嘩やバイクの騒音で近隣住民に多大な
 迷惑をかけていた。彼の父親が警察官で
 あるにも関わらず。
 彼は父親に反発をしていたようだ。
 そんな中、ひとりの女性が現れた。
 そうあの真理だ。正太郎と白神の三角
 関係という構図が出来上がったのだ。
 白神と正太郎が3億円事件を最初に
 思いついたのではない。学生運動の
 過激派の学生が銀行の現金輸送が
 銀行員たちにより、輸送している
 話しをしているのを聞いたのだ。
 当初は、過激派の学生が計画して
 いたのだ。どこの銀行の現金輸送車か
 分からないが。白神と正太郎は
 それを聞いて計画し、実行をしたのだ。
 このような事件は二度とあって
 はならない

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アルファポリス
アルファポリス2025/08/11
  • 現在の作品東京府中3億円事件の時代背景