あらすじ

とある町は、季節に関係なく雪が降ることがあった。特定の条件を満たさなければ、その雪が止むことはない。  なんでも御伽噺じみた話によると、どこかにある桜の大木が満開に開き、花に雪がうっすらと積もっていると言う。  町の人々はそんな噂を語りつつ、どこか諦めたように雪に寄り添って生活していた。「僕」もその一人。  しかし、雪見蛍が桜の花びらを見つけた日から、僕の夏は熱を取り戻し始める。  これはどうしようもなく矛盾してしまった僕たちが、雪の中に桜を探した、おかしな夏の物語。

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エブリスタ
エブリスタ2021/02/01
  • 現在の作品真夏の雪が、君を塗る