あらすじ
プシケリオンと呼ばれる虫に寄生された人間は死後蘇るが都合がいいものではなく、あくまで虫が死体を乗っ取ることで、見かけ上、蘇ったように見えるに過ぎない。そんな奇妙な存在があるとする現代日本が舞台。
女子大生の結城栞は作家を志望し創作ゼミに入り、頭脳も容姿も書く力も優れた元モデルの高蝶千華と出会う。力をもつ高蝶に劣等感を感じる結城。一方で高蝶は結城を蔑むことを隠さない。不安定な関係が続くが言い争いの折に結城は高蝶を殺害してしまう。
動揺した結城は自首をしようと外出するが自分の応募した小説が文学大賞の最終選考に高蝶のものとともに残っている事、高蝶がプシケリオンとして蘇っている事を知り、プシケリオンと化した高蝶を元の高蝶千華として育て、殺人をなかったことにすると決意するのだった。