あらすじ
その人の見たい過去の一場面を、その思い出と強く結びついた香りを生成することで幻として見せることの出来る能力者・幻香師《げんこうし》。
立花葵《たちばなあおい》はその幻香師としての試験を突破したばかりの研修生。
彼女がその職業を目指したのは、かつて自分が幻香師に助けられたからだった。
その人の名は辰巳怜一《たつみれいいち》。彼は幻香師の試験に史上最年少で合格した天才児ともてはやされていた。
葵は怜一が自分を救ったように、自分もこの力で困っている人の助けになりたいと思ったのだ。
そして研修生である葵の指導員を怜一が務めることになったのだが、彼はもう幻香師の仕事をしておらず!?