あらすじ
名前や容姿を可愛さ全振りしたネコ耳達──そんな安易で薄っぺらくなりそうなキャラを主人公に据えて、可愛さのへったくれもない政治劇と銀河戦争を描く物語です。
舞台はニャニャーン神聖帝国、帝国史における銀河歴211年。
後世の歴史書では「ニャニャーン大乱」と呼ばれる、銀河の歴史を変えた大事変。
先駆帝国との戦いを経て銀河覇権を握りかけたニャニャーン神聖帝国は、歴史の節目に訪れた激震によって足踏みし、銀河の群雄割拠は続いた。
忠義と野心が交錯する政局の混迷。皇室、提督、民衆、そして国家の存続──そのすべてを揺るがす時代の大波に、誰が抗い、誰が導いたのか。
本作は、政治と感情の交錯を描く群像劇であり、
「誰が正しかったのか」「何が真実だったのか」を読者に問いかける、語りの余白を持つ年代記です。
可愛いキャラで油断させてから、政治の深淵に突き落とす。
そんな“残る語り”のための、銀河神話的群像劇──それが『ニャニャーン大乱記』です。