あらすじ

拓海は、毎日午前三時十七分に意識だけがわずかに異なる平行世界へと移動してしまう高校生。部屋の色や友人の言動、学校の風景などが少しずつ変化する世界で戸惑いながらも、親友の美咲や母親、クラスメートたちとの日常を過ごす。しかし、記憶は毎朝引き継がれるため、昨日と今日の違いに気付き続けていた。やがて美咲も同じような「毎日違う自分になる夢」を見るようになり、二人は違和感を共有。さらに、時間旅行を研究していた故・父親の元同僚・橋本から、父親の実験事故をきっかけに、半径3キロ以内の人々も意識の世界線移動を経験している事実を知らされる。  元の世界線に戻ればすべての記憶を失い、平凡な日常に戻れるが、旅を続ければ新しい世界の日々を体験し続けることになるという選択を迫られる。拓海と美咲、影響を受けた十五人は「普通の生活より、変化と未知に満ちた冒険を選びたい」と意志を固め、時間移動装置を破壊することで永遠に世界線を旅することを選択。拓海は、昨日まで旅してきた自分に向けて「変化を恐れず、新しい冒険を楽しもう」と日記を残し、家族や仲間とともに毎日新しい世界線で生きていく。日々少しずつ違う現実を受け止めながら、大切な人々と共に「時間旅行」という終わりなき冒険を続ける決意を新たにする。

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エブリスタ
エブリスタ2025/08/11
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