あらすじ

古びた木造アパート「青葉荘」の二号室に越してきた主人公は、深夜になると耳元で自分とは違う湿った寝息を聞くようになる。日ごとにその呼吸は近づき、やがて布団の中や畳の下から白くふやけた顔が現れ、部屋全体が黒い水に沈んでいく幻に襲われる。逃れようとするも、最後には自らの呼吸を奪われ、“あちら側”に取り込まれてしまう。翌朝、二号室はまた空き部屋に戻り、布団の中には次の住人を待つ静かな寝息が響いていた。

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小説を読もう2025/08/11
  • 現在の作品黒い寝息