あらすじ
白雪家は先祖代々秘密の使命を持つ。
白雪家、長女の真白もその使命を全うしようとする中学生であった。
家業に没頭し、学校では浮いた存在である真白。
一匹オオカミのような存在である真白は『氷姫』と呼ばれ、周囲から遠ざけられていた。
そんな真白の前に転校生が現れる。
黒い目、黒い髪、黒いオーラをまとった少年。
黒鳥真黒。(くろとり まくろ)
黒い笑みを浮かべた彼は、真白に近づき、『’’トモダチ’’になりたい』と言う。
しかし、真白は「’’トモダチ’’は絶対に作らない」と心に決めているようで…?
カラス×祓い屋×バトル
白くも黒い物語をご堪能あれ!
白雪家 家訓
黒霧とは、人や動物の悪意から発生する黒い霧である。
悪意が強くなればなるほど濃く大きくなり、
いずれは身体に影響を及ぼし、人々が悪意に飲み込まれてしまう。
そのため我々白雪家は、神々からご加護を受け、清めの力を授かった。
清めの力とは、黒霧を見分け、払い、人々を清らかにする力。
黒霧を払うには、「払いたまえ、清めたまえ、白く清く戻りたまえ。」と唱える。
また、悪意に飲み込まれてしまった人間を清めるには、
’’清めの札’’を使い、ストレスの元となる’’記憶’’を回収する必要がある。
白雪家一族は、この力を使い、清め師として、世の平穏を守らなくてはならない。
これを先祖代々の白雪家の’’秘密の使命’’とする。
・・
・黒霧…人や動物の悪意から発生する黒い霧。悪意が強くなれば強くなるほど、濃く、大きくなる。(一般人には見えない)
・魔物化…黒霧が増幅し、思考や行動が悪意に支配されることで我を忘れ、本来は持ち合わせていないはずの力を持ち、狂暴化すること。
・お清め…黒霧によって魔物化した人間や動物の黒霧を払う。
「払いたまえ、清めたまえ、白く清く戻りたまえ。」柏手。
魔物には札を貼る。
悪意の基となる記憶を回収することで、悪意が消える。
・清め師…お清めをする者。代々白雪神社の一族、白雪家が務める。
・式神…清め師をサポートする魔物。
・・
第14回角川つばさ文庫小説賞応募作品です!
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