あらすじ
【作品概要】
嵐の日、一人暮らしのアッシュは、部屋で繕いものをしていた。
魔法使いであれば、魔法で直せるものだが、彼は「落ちこぼれ」だったため、非魔法使いのように手に糸を通した針を持ち、地道に縫っていたのである。
時に人に馬鹿にされることもあったが、彼には特別な幼馴染がいた。
その者の名は「マリ」。彼女は、頭脳明晰で、魔法の技術も優れており、共に「魔法学校」に通っていたときは、アッシュの学びを助けてくれた。
そんなマリは、「大陸派遣」に参加していた。「大陸派遣」というのは優秀な魔法使いが、大陸に渡り、非魔法使いのために魔法を使って人々の生活を助けるという、奉仕活動のことである。
というのも、魔法使いはアッシュたちの故郷、スーベル島からしか生まれないからだ。
スーベル島は大陸と海を隔てた南側に位置する。そこから海を渡って、大陸へ向かうのだ。
「マリ」が大陸へ渡って七年。学友だったころのように、簡単に連絡ができなくなってしまったことを考えていると、この日、「マリ」がアッシュを訪ねてくる。
そして彼女は言う。
――魔法をこの世から消し去るのよ。
「マリ」の目は本気だった。
しかし何故そのようなことを思うのか。
落ちこぼれのアッシュは、強い魔法を使う「マリ」を止めることはできない。しかし、黙って見ていることもできなくて、彼は彼女に近づくための一歩を踏み出す。
再会から始まる、魔法使いたちの「嘘」と「真」を知るための物語——。
*長編です。
*不定期更新です。(☆2025.6.26追記☆ 毎週土曜日はお休みしております)
*時折細かい修正を入れております。悪しからず。(2025.7.4 追記)
*セルフレイティングは念のため。
*下記関連作品のコレクションです。
【『魔法使いウーファイアの伝説』シリーズ】
https://kakuyomu.jp/users/Pleiades_Yuri/collections/16817139557698328153