あらすじ
山間の町役場職員・田崎は、ある日ジムニーで買い出し中に黒い霧に包まれ、見知らぬ異世界へと迷い込む。
そこには魔法は存在せず、「まじない」だけが人々の生活と戦いを支えていた。
小さなおじさん、耳長族の女戦士、口の悪い商人、小柄な戦士――言葉の通じない仲間たちと旅を続ける中、商人が禁制のまじない道具を手に入れたことから、闇の森の封印をめぐる争いに巻き込まれていく。
封印を狙う影使い、誤解から追い詰めてくる騎士団、そして父の死の真相――すべては田崎の現実世界への帰還と深く結びついていた。
燃料は限られ、街道は未舗装。だがジムニーは止まらない。
異世界の地図にない道を走破し、封印の行方と帰還の道を探す、サバイバル異世界紀行が今、始まる。