あらすじ
『私は十八歳の、八月三十一日で死ぬのだよ』
今をときめく男子大学生、凛の幼馴染は、そんなことを言った。
それは、彼女が十八歳になった年。ありきたりな、夏のことだった。
凛の幼馴染、蓮は高校生。自分は不死身だという、馬鹿げた妄想に幼い頃から頭を使っている。
そんな蓮が言った言葉。最初は、嘘だと思っていた。
だが、どうやら蓮は本当に不死身らしいことがわかってしまった。
夏。暑い夏。普段と同じぐらいかったるくて、例年以上の猛暑らしい年。
大学の同期、胡散臭い男・原田と、ぼんやりお嬢様・佳乃も加わって、この夏は普通でいて普通じゃない夏になる。
不死身な彼女が死なない方法。それを探す四人の夏が、今始まる。