あらすじ
14年前、とある事件の被害者である少年が発見された。辛くも生還した少年は「他に被害者はいない」と告げ、捜査は進んだが未だ犯人は捕まらずに時は流れている。
ある日、青年となった彼の前に当時の事件を扱う刑事が現れた。
男は阿戸と名乗った。
事件に新展開があった為、改めて話を聞かせて欲しいと。
けれど青年が次に目覚めたのは、あの14年前の日々を暮らした場所とよく似ている場所だった。
そこには、阿戸だった男がいる。
男が口を開き、語る。数年間聞き慣れて、未だ忘れもしない言葉を。
「俺達はあの人の血で出来ている」
身に覚えもない事件から血属し続けている流れに飲まれ、「被害者」は明けた世界すらも侵されたまま――他者に侵された自我の残滓はどこにあるのか。
※同性同士による行為、同性愛表現、暴力的な表現が含まれます。重く、痛々しい内容です。全て、またはどれかでも苦手な方はお引き返し下さい。
※この作品は法律・法令に反する行為をけして容認・推奨するものではありません。フィクションです、作り物であることをお忘れなきようお願い致します。
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