あらすじ

東京の証券会社に勤める僕こと埜口湧也(のぐち・ゆうや/45)は、夏に帰省して、ひとつ年上の幼馴染に久しぶりに再会する。幼馴染の嘉村幹彦(かむら・みきひこ/46)は、歳を重ねても昔のまま、たくましくて格好よかった。  幹彦の話を聞けば、妻を早くに亡くし、娘たちを就職や結婚で送り出して一人暮らしだという。中学時代は強豪剣道部の主将を務め、実力・人望ともに申し分ないはずの幹彦がなぜ、再婚もせず独身でいるのか。  いっぽうで湧也は、自分の性的指向のために結婚はしない、子どもも持たないと決めていた。それでも実家で母や姉と向き合えば心が揺れる。 「幹彦くん、明日は家におる?」 「夜はいつでもおるよ」 「……久しぶりやけん、いろいろ話したかし。明日の夜、行ってもいい?」 「よかよ。湧ちゃんのよかときに来て」  一升瓶を提げて幹彦の家に遊びにいった湧也は、不意打ちで幹彦にキスされて驚くが、勇気を振り絞る。「ごめん」と謝る幹彦の腕をつかんで引き留めた。 「……なんで謝ると?」 「湧ちゃんも男が好きなのかなって思ったけど……、俺の勘違いやったよね。ごめん」 「勘違いじゃなかよ。当たり。もしかして僕、エロい目で幹彦くんを見よったかな」 * * *  わたくし夏田が久々に田舎に帰省しているときに、ふと思いついた「方言&麦茶セッBL」の話です。あんまり麦茶セッぽくないな、夜のえっちだからな…  えっちな場面だけSSにしようと思ったのですが、40代半ばのオジ…お兄さんふたりの気持ちをもう少し丁寧に書いてみたくなって、1万字ほどの短編にしてみました  他愛もない話ですが、夏田の好きなシーンばかり詰め込んで二夜連続でお届けします  よろしければ、おつきあいください♡

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エブリスタ
エブリスタ2022/08/25
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