あらすじ
ガラハイド国と〈天の民〉軍との攻防戦に勝利し、ガラハイド国を後にしたカナンとエイデン。ふたりは、半ば強引についてきた予言者レディ・マリエルと彼女の護衛の騎士スヴェアと共に、〈地の民〉の全ての貴族と聖王家の家系図が保管されている系譜図書館を訪れる。その目的は、カナン以外の七賢者の血を引く者を探す為であった。
しかし、エイデンが危惧していた通り、他の〈地の民〉国々が、辺境の小国にすぎないガラハイド国が強大な〈天の民〉軍を殲滅した「秘密」を探り出し、その力……すなわちカナンとアリアンテを手に入れようと動き出していた。
そして、〈天の民〉側もまた、ハランの最高位にして〈庭園〉の守護者テンペランスが、〈地の民〉でありながらアリアンテを持つカナンの存在に注視していた。
さらに、カナンの周囲にはアニガン卿の影もちらついて………