あらすじ
莫大な栄誉と富を得ながらも、日々退屈に過ごしていた魔術師のデューン。
ある日彼は、繁華街の裏通りにひっそりと存在する『小屋』の中へと足を踏み入れた。
そこで出逢った美しい青年――シャル。
それはデューンにとって、手に入れたいと初めて強く願った存在だった。
踊り子だったシャルを、デューンは自身の愛人にするために買い取ることにする。
単なる気紛れだったその行動は、シャルの運命を大きく変えることとなった。
親はなく一座で育ったシャルにとって、踊ることは命と同等の重み。
しかし、シャルはそれまでの生活を一転、ずっと舞台の上にいたいという願いもむなしく、まるで囚われるように身請けされてしまう。
愛なんて知らない。
愛し方など分からない。
すれ違う二人の運命は――