あらすじ
絶対たる力を持つ戦人“騎士”こそが、至尊の座より祝福されし、箱庭の王国。
勇猛に、荘厳に、そして絢爛に。
綺羅星に輝く戦舞台は、――地を這う弱者の嘆きに満ちていた。
嘆きはいつしか、呪いを生み、呪いは諸人を蝕み、やがて世界を穢す。
語られる者。騎士にあらぬ者。傭兵の長、名をジョンという。
恐るべき“怪物”を従え、数多の“兵”を束ね、“処刑人”への愛を誓う。
其は、身に刻まれた/呪いに/祝福に/罪に/かけて、絶対へと挑む。
穢れた手でも為すべきを。
残された、たった一つの責務を果たさんがため。
願わくば、この穢れた獣に、相応しい末路のあらんことを。
其の終わりを見届ける、少年少女の未踏の先を照らさんがために。