あらすじ
人は皆、どこかの神から御魂を分けられて生まれてくる──そう語り継がれてきた。ムーの最後の夜、禁忌の儀で「誓い」を交わした二人は、やがて大陸の沈降と共に引き裂かれ、何万年もの輪廻へ落ちた。幾度も世をまたぎ、何百年ごとに出会っては失い続けた二人は、ついに現代日本で再会する。彼は、かつて私を殺し、そして救った人。まるで鋭い刃のように運命を切り裂く星の配置──獅子座の昇り星(自己を貫く力)、第8ハウスの土星(深い関係に潜む試練)、牡羊座のノード(今この瞬間に始める勇気)が示すのは、裏切りの浄化と、責任ある愛の再生。アロマセラピストの「詩織」と、中性的な導師「月嶋セラ」、そして名を思い出せない男──三人の出会いが、封印された誓いを目覚めさせる。タロットと生命の樹、フラワーエッセンスが導くのは、呪いの連鎖を断つ“今世の選択”。これは、御魂分けの二人が、愛で輪廻を終わらせるまでの物語。