あらすじ
異能者が生きる世界に、第一皇子の第二皇女として生まれた美桜(みお)は、巫女として宮中行事の舞を任されていた。
彼女は、この世界で神聖とされる「龍神」と初めて契約を結んだ巫女であり、その舞の美しさは随一のものとして、大陸全体からも評判であった。
そんな彼女は、ある日突然、何者かに父を殺され、今までの幸せを全て壊されてしまう。
人望の厚かった父の死のショックからか、母上は倒れ、祖父(皇帝)は後を追うように亡くなってしまった。
犯人はわかっておらず、一番の容疑者は叔父であったが、核心をつくような証拠がなく、未解決のまま時は過ぎていった。
父を亡くし、悲しみに明け暮れる日々を過ごしていた美桜は、ある日突然、叔父から婚約が破棄されたと伝えられる。その代わり、彼の息子と婚約者するようにと言うのだ。
立場と実力から、彼女はそれを拒むことこそできなかったが、自分の父を殺した疑いのある叔父に押し付けられた従兄弟との結婚など___受け入れられるわけがなかった。
しかし、押し付けられたはずの婚約者は、非の打ち所がないほど完璧で___?
権力、地位、名声___
欲望渦巻く皇宮で巻き起こる事件に巻き込まれながらも、自分を持ち続け強く生きたある女の子の物語。
「永遠に咲く花を」の世界観で繰り広げられる、水月の両親の愛の物語___
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