あらすじ

あらすじ “美しさ”が数値(STYLE)として可視化され、得点が通貨と権力になる街。 審美犯罪者の鏡条瞬は、黒い一本線の刃で“ページそのもの”を斜めに切り、追われながらも観客の視線を味方に点を稼ぐ。だがこの街の基準を握るのは、審美庁の背後にいる黒曜キュレーター――“美”の定義を更新し、人をノイズ(存在抹消)へ落とす支配者だ。 瞬は“消された誰か”を取り戻すため、勝てば基準を書き換えられる大会「百式コンテスト」に挑む。対峙するは、音も作らずにSを刻む「無音の型」白鷺 灯。 ルールの抜け道、観客補正、背中倍率――恐れを手放す所作でチェインをつなぎ、瞬は“格好よさ”の定義そのものを奪いにいく。 世界の線を誰が引くのか? 答えは、最短距離の斜めにある。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2025/08/09
  • 現在の作品STYLE//CUT